こどもに学ぶ、「喜怒哀楽の作用」

心の角度


このブログを書かせていただいている目的は、とらわれない発想、心を身につけること。
正解のないVUCAの時代、何にもとらわれないこどもの心と、大人の知恵のバランスが、
ビジネスパーソンには求められています。
「苟(まこと)に日に新たに、日日に新たに、又日新たなり。」
を実践しながら、豊かな人生を一緒に分かち合えればと思っています。

みなさん、
おはようございます❣️
新しい週の平日の始まりですね😆
どのような1日を形作りますか。

私は寝るときに、カーテンを開けたまま寝るようにしています💤
なぜかというと、朝日と共に目を覚ますことができるからです🌅
目覚ましもなく、
起きようとする時間も気にせず
ただ外の変化に合わせながら、
自分自身も行動する。
そんな感覚も非常に気持ちの良いものです😌

やられたことがない方はぜひおやりになってみてください。
お子様や奥様と一緒に寝られている方は
ぜひ出張の際などに😆

さて、うちには4歳の娘がいますが、
彼女はなかなか手強いです💦

なぜかというと喜怒哀楽が激しい・・・😱
ある時笑っていたかと思うと、
次の瞬間は、
怒って殴りかかってくる✊
殴ってきたと思ったら、
とてもニコニコと幸せそうな顔をしている😊
しばらくすると、
何か嫌なことがあって
大泣きをする😭

そんな具合です😅



(いらすとやさんのフリー素材)

当たり前ですが、
泣きじゃくっている時、
怒っている時は、

いくら丁寧に話をしても全く聞く耳を持ちません

それがどんなに自分にとって
嬉しい提案であったとしても。

例えば、
チョコレートアイスが食べたかったとして、

「だめ!」

と言われて大泣きする。

「しょうがない、食べて良いよ」と言っても

怒り浸透の時は、もうそれすらも拒否します。

怒りがそこまで達していない時は、
もともと欲しいものが手に入るのでニコニコです🤣

いわば、感情って私たちの人生をとても彩るものですが、行き過ぎてしまうと、

事実が見えなくなる💦

先行きが常に不透明なVUCAの時代、
早いスピードで変わりゆく状況、
事実をいかに冷静に把握し続けるか、
これが一つのポイントだと
私は考えています。

昔の中国の古典、
四書五経と言われる書物の一つに
中庸という書物があります
(四書五経は、帝王学であり、明治維新の志士や、戦国時代の武将の多くはおさめておりました)

その中の一説に、

喜怒哀楽の未だ発せざる、これを中と謂う。

という文章があります。

感情が発する前の状態、
これを中(ちゅう)というのだと
ということです。
いわゆるニュートラルの状態と
いっても良いのかもしれません。

さらに中庸は続きます。

発して皆節(せつ)に中る(あたる)、これを和(か)と謂う。

感情が発しても、中でいることを
調和というんだよ。

というふうに私は捉えています。

これって非常に奥深いことだと思います。

車で例えれば、
ドライブ(前に進む)に
ギアを入れていたとしても、
自分の心が中でいれば、
穏やかに進むことができるよ
ということだと思っています。

車を運転される方は
おわかりいただけると思うのですが、

急いでいる時
運転していると、
穏やかさって全くないですよね🤣

「早くしろーーー💢」

の感じ🤣

でも、たとえ、そうであっても
心をニュートラルにしておけば、
調和があるというのです。

運転しているけど、
運転せず

という感じでしょうか🕵️‍♂️

私たちは、結果を残すためには
行動をする必要がある世界にいます。

そして、行動と共に、結果と共に
常に感情がつきものです。

ただ、その感情に振り回されていると、
うちの4歳の娘のように
事実が見えなくなり、
調和がなくなることがしばしばあります。

いかに動きながら心を「中」に
おいておけるか、

そんなところに
この激動の時代を生き抜く
ヒントがあるのやもしれません。

みなさんは心を「中」にする
工夫をされていますか。

本日も健やかな1日でありますよう。

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