こどもに学ぶ、「自分を冷静に観る力」

人間力


このブログを書かせていただいている目的は、とらわれない発想、心を身につけること。
正解のないVUCAの時代、何にもとらわれないこどもの心と、大人の知恵のバランスが、
ビジネスパーソンには求められています。
「苟(まこと)に日に新たに、日日に新たに、又日新たなり。」
を実践しながら、豊かな人生を一緒に分かち合えればと思っています。

みなさん、
おはようございます❣️
本日はどのような1日を過ごされていますでしょうか。

最近、感じることですが、
休むってとても大切ですよね。

休むことによって、日々の活動が生きてくるというか、
休むことによって、違うエネルギーがチャージされるというか。

動くことでしか、
私たちの日常は結果を生み出すことはできませんが、
(一部の人は念じるだけで結果を出せる人もいるかもしれません🤣)
動いてばかりいると、目の前のことに気持ちを奪われすぎて
冷静に全体感や自分の立ち位置を見れなくなることもしばしば。

何事も、動く時と、静かにする時のメリハリが大切ですね。

休む男の子
(いらすとやさんのフリー素材)


みなさん、
ご自身の心って、静かですか?

静かってどんな状態かというと、
例えば、

✔️ 1つのことに集中できている
✔️ 穏やかである
✔️ 考えがいろいろなことに飛ばない
✔️ 喜怒哀楽の感情がなだらかである
✔️ 将来のことや、本質を見極められる

そんな状態ではないでしょうか。

「静か」という漢字は、
「争」に「青」と書いて、静か。

対立や議論が白熱したり、
競争したり、勝ち負けに翻弄されている
ようなところからは、
一線を画した状態であることを
観ることができます。

「冷静」という漢字の中にも、「静か」がありますが、
物事を見極めるときは、感情が湧いている状態ではなく、
静かであるときにのみ、適切に判断できると言えるのでしょう。

先日、11歳の娘が、クラスの発表で、自身のことを
下記のように発表していました。

「私は、色々な物事に好奇心があり、色々なことにチャレンジしたくなります。
これは多くのことを学ぶという点では、とても良いと思いますが、
1つのことを続けにくいという課題もあります。

今後は、好奇心を大切にしつつ、やり続けることも大切にしながら頑張ります。」

このコメントを聴いた時、とても冷静なコメントだなと感銘を受けました。
何をみて冷静のコメントだと思ったのかというと、

彼女が自分の特徴を効果的な側面と効果的でない側面の両面で捉えているからです。

私たちが自分の特徴を捉えるときは、
一面のみを捉えがちです。

例えば、
私の強みは計画性があることです

とか、

私の強みは状況に柔軟に対応できることです

とか。

でも、常に物事にはオモテとウラがあるので、

計画性がある人は、不規則な状態には対応が不得手でしょうし、

柔軟に対応できる人は、一つの目標を打ち立てて追うことが不得手でしょう。

自分自身に劣等感があったり、優越感があったり、人と比べる心が強いと
一面しか見えなくなりがちです。

「私はとてもネガティブなのよね😰」

とか、

「私は柔軟性がないの😱」

とか。

みなさん、
どう思いますか。
上記のコメントって冷静にご自身のことを
みれているでしょうか。

このコメントから、
この方の効果的な側面って考えられないでしょうか。

もし、冷静な心で観るのであれば、
前者は、

ワーストケースを予測する力に長けている

という強みがあるでしょうし、

後者は、

一つのことをやり抜くことに長けている

という強みが考えられます。

前者の方は、
絶対に負けられない戦いにおいて、
貴重な戦力になるでしょうし、

後者の方は、
安定した環境における実行フェーズにおいて
貴重な戦力になるでしょう。

ビジネスにおいて、
常に必要な考え方は、
目標達成に対して、必要な機能をどのように組み立てるか。

そして、必要な機能を考えた上で
適材適所が必要となります。

そのためには、

自分、そして周りを冷静に観る力は不可欠ですね😆

みなさんの冷静さをさらに高めるためには
どんなことが考えられますか。

本日も健やかな1日でありますよう。

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